2009年11月23日
新テレビは 42Z9000 だ! [ユウキ日記]
どうも。松田優樹です。
かの『出没!アド街ック天国』の西浅草(サンバカーニバル特集)の回で、ランクインしていないことがありえない、とテレ東にクレームの電話をしたほどの名店『CoCo壱番屋 浅草国際通り店』が閉店していました……!
かなりヘコんだ……このショックから立ち直るために新しいテレビを買いました。
前回の購入時も写真を載せたので、今回もってことで。
TOUSHIBA製品大好き! 買ったのは『REGZA 42Z9000』です。
最初は、Z9000ではなく、『Z8000(ようするに型落ちで 定価より 70000円ほど安い)』を買おうとして、ヨドバシカメラAKIBAに向かったんですが、いざ伝票を作る段になったところで、店員のお姉さんに言われました。
「ゼット8000でいいんですか?」
「はい。ちょうどいいタイミングなんで」
「……そうですか」
「え? ちょっと待ってください。じゃあ、8000と9000で、具体的にどう違うんですか?」
「え〜っと、そうですね……。お客さま、ゲームはやりますか?」
「はい。やりますやります」
「8000 と 9000だと、描画速度が違うんですよ」
「え?」
「肉眼で分かるくらいに違います」
「そんなにっスか!?」
「はい。私はゲームをやらないので、よく分からないんですけど……」
「はいはい」
「2フレーム違います」
「9000を買います!」
こんな感じで、お姉さんのアキバ向けの営業トークにもっていかれました。
この「2フレ違う」って、格闘ゲームをやる人には相当な差です。オフィシャルでは分かりづらいんですけど、匿名掲示板とかの情報によると、『Z9000』以上のスペックは、かなり「ゲーム向け」になっているそうで……。そりゃあ……オタクですから……。もっと『鉄拳6』を堪能したいじゃん?
あと、以前に日記に書いた【ラジオにメールが採用された人たちとのオフ会】ですが、メール投稿者さんに「幹事をやってもかまわないぜ!」てな具合の連絡をいただきました。コミケ前ぐらいに東京・上野あたりでやるかも。
──Web拍手のご紹介! いつもありがとうーッ!
割り勘上等!・・・というか最初からそのつもりでしたし。(本気)
参加費払ってでも参加したいですよーッ!(真剣)
ホントにただの飲み会で、たいした催しをするつもりも無いので、東京近郊に住んでいる方に限ります。交通費が重荷になるような距離から来る価値はないと思う!
どうもーイラストコンテスト楽しみです
ところで26さんの日記での「自分の作品を2次創作をしてもらえるとすごく嬉しいです」という言葉から小一の頃の自分を思い出したので報告します
当時私は人体に豚の頭部を合わせ持つ「ブータン」というすこぶるキューティなキャラを開発し、しかもそれがクラス中で何故か流行ったのでいい気になっていました。 しかしある日「お前のブータンより○○君の描くブータンのがうまいよな」とみんなに言われ、悔しくなった私は「俺がオリジナルなんだから俺に近い絵じゃなきゃ上手いとは言えねぇんだよ!ブタはてめぇらだ!」みたいな捨て台詞を残し、以来ブータンを描くことは一切なくなりました。
しかし、先の一文を見て当時の私は無礼でかつ、幸せだったのだなぁと反省や新しい発見ができました。26さんにしっかりお礼が言いたいです。そして4人目のエコーズに是非ブー(ry
長文サンキュー!
めちゃくちゃ共感できます! 「うれしさ」より「くやしさ」が勝ってしまったわけですね。
描くこと放棄してしまったことは残念ですが、自身のオリジナルキャラという知的財産を守るための一種の防衛行為だと思うんですよ。しかも小一ならなおさらプライドがゆるさないでしょう。そもそもその年齢じゃあ「うまい」「へた」という基準でか批判できないでしょうし。
きっと26なら、EIGI のような小さなコミュニティでも、大きな器をもってしてデザイナーとしてのインディビジュアリティを保ってくれるはず!
ぽつぽつとイラスト投稿があったようで。なぜか僕までが投稿が無いのではないかと心配してしまったけれど、コレでおいしくご飯が食べれそうだぜ!!
うひゃぁ〜……。オレはまだまだ心配だよぉ〜。寂しいよぉ〜。
企画を考えている時は、「誰にも相手にされなかったらどうしよう……」 って、怖かったけど……気合いを入れて踏み出してしまった一歩、うちは前を向いてがんばるしかないのだ!
2009年11月21日
らじかる☆えこーずの性格と関係性 [サークル, ユウキ日記]
どうも。松田優樹です。久しぶりによそのブログに反応するぜ。
■> 「らじ☆えこ」3人娘をラフってみたよ!(ちいさなひまわり)
ONAさんが「ユウ&リン&アキ」のラフを描いて日記に掲載してくれました!
みんなも描いてみると楽しいよ!!
ONAも参戦します♪
おおぉーッ! ありがとうございますーッ!
あんよさんの記事を読んで、我に返りました。
これはあれかしら。キャラの姿形はよく分かるんですけど、3人がどないに会話してるのか、お互いをどう思って関わり合っているのかがまだ明確でないので、絵を描くさいの発想の自由度が大きすぎて逆に困る場合があるのかな。ごく簡単な日常会話や日記形式などで時々そのへんを公式に情報追加してもらえると、ありがたいかもしれません。
お察しいただきありがとうございます!
ご想像の通り、
「キャラのビジュアルだけ提供して、絵師さんにおまかせしよう」
といった具合に、まさに広すぎる風呂敷を展開して、絵師さんの器量と表現力に期待しようとしていました。
固定観念、つまり「先入観のせいで想像力を阻害するのでは?」という危惧の念があったのですが……そんなのは、まったくもって、やりづらいだけですよねえ。絵師さんの発想力なら、キャラの性格を細かくさらそうが、きっと大胆に描いてくれるはず! なので、あらためさせていただきます!
スタッフで再検討いたしました。あらためて「らじかる☆えこーず」もとい、映像技術部マスコットキャラクター【スクランブルガールズ】の性格ついて、そして、EIGI の作品が、なぜマスコットキャラというビジュアルを必要とするのかを、順を追って説明いたします。
まずは彼女たちの性格や関連性についてです。
結論から申し上げまーす!
「らじかる☆えこーず」は、
(ユウ&リン&アキ)は、
「とらいあんぐる☆えこーず」が
(はじめ&アスカ&いずみ)が、
転生した姿です!
ようするに
となっておりますッ!
なので、キャラの性格や、友としての関わり合いは『えいラジ! 〜Triangle Echoes.』を参考にしてください!
つまり「ユウ&リン&アキ」という新キャラは、「はじめ&アスカ&いずみ」の性格を踏襲しているはずなので、上記の『えいラジ!』で表現されている和気あいあいとした模様を、そのまま「らじ☆えこ」に投影していただいてかまいません。
つづいて、なぜ EIGI がマスコットキャラを必要としたのか。こういう映像技術(演出論)のマジな話をこのサイトで書くのって、すごくイヤなんですけど……まぁ、イラストコンテストのためにはしょうがない!
ご存じのお方も多いかと思いますが、サークル「 EIGI 」の映像作品は、青春を謳歌している漢たち、もとい オタクでキモい変態たちが、ところせましと動きまわっていますよね。
はっきりいって気持ち悪い。ところが、不思議なことに、気持ち悪さを通り越してなにげな〜く観ることができませんか?
その「違和感を感じることなく観てもらえる」ための手法のとして、画にメリハリをつける演出を施しています。
その演出の1つが、「アイキャッチを挿入する」というものです。
アイキャッチが具体的にどういう効果を生むのかは、今回はさておいていただいて、EIGI の作品はアイキャッチ上に乗せる画として、美少女キャラを登場させています。頒布ターゲットが「アニメ・漫画・ゲーム好きの同世代の男子」だから、美少女による癒し効果を期待している……という側面もありますが、そもそもオレが編集中に男ばっかり見ていることに耐えられないがゆえの処置です。
まあ、そんな事情のアイキャッチ。2004年の『映技プロデュースSP』までは主にシスプリキャラを登場させてきましたが、なんだかんだオリジナルだったりする『えいぎずハイ!』以降などは、既存のキャラを登場させるわけにはいかなくなりました。
そこで生み出されたのが、オリジナルマスコットキャラクターこと【 スクランブルガールズ 】なのです!
そして、コントドラマ『えいぎずハイ!』でのサポートや、音でしか表現できなかったネタを消化するためのラジオへの出演など、みごとに使命を果たしてくれた3人は、「とらいあんぐるえこーず」という皮を脱ぎ捨て、輪廻の海を渡り、「らじかる☆えこーず」という新しい生命として生まれ変わったのです! うそだ! 汎用性の無さ過ぎるビジュアルに耐えられなくなって、新たにデザインし直したのだ!ぶっちゃけすぎだ!
てなもんや裏事情。らじかる☆えこーずが生まれた経緯はこんな感じです。
ちなみに、アスカでは表現されていなかった「ハラペコキャラ」は リンからの要素です。
マスコットキャラについてまだまだ話したいことはあるのですが、長くなってしまったので、本日はこれにて終了です。
あんよさん、こんな感じで……いかがっスかッ!?
2009年11月17日
イラストコンテストにR-18を追加 [サークル]
イラストコンテストに [ R-18 ] で投稿する場所を追加しました。
【 映技イラスト大賞 公式ページ 】
というのは、今日もといさっき、友人にツっこまれたんですが、
「そういえば、18禁で問題なしのコンテストなのに、投稿場所の閲覧制限が「全年齢(一般)」になってるけど……これおかしいよね? pixiv のガイドライン的に大丈夫?」
要約すると上記のようなことを言われて気づきました。まったそくその通りです。pixiv が「対象年齢指定作品」と「全年齢作品」を分けられるシステムを作っているにもかかわらず、それを無視している投稿システムになっていました。申し訳ありませんでした。
メニューの「設定変更」で 閲覧制限のあるイラスト を非表示にできるので、おそらく厳密には問題はない……と思うのですが、投稿場所としてお借りしている以上、好き勝手なことはできません。ってなわけで [ R-18 ] での投稿所を設置しました。あらためてよろしくお願いいたします。
──Web拍手のご紹介! いつもありがとうーッ!
イラストが描けないのでイラストコンテストは無理だなぁー・・・、と思っていたら映技ラジオにメールが採用された場合でもオフ会に参加できる権利がッ!
割り勘だよ!?
2009年08月24日にweb拍手を掲載していただいた者です。
無事進学先が決まったのでeigiデビューしたいと思います。
冬コミ落選は残念ですが委託で購入しようと思います。
まだ購入していませんが今から楽しみでしかたありません。
これからも活躍を期待しています!
おめでとうーッ! よいしょーいッ!
この時期に進学先が決まるってことは、推薦入学とか、特待生入学みたいなアレかな。学生生活を甘く見ると、ウチみたいな社会のはみ出し者になっちゃうから、勉強だけはおろそかにしちゃダメだぞ! 新生活に期待を込めつつ、EIGI デビューにも期待してくれーッ!
うおー盛り上がってるなぁイラストコンテスト!
私は絵心ないので参加できませんが、応援してます!
まだ盛り上がってない! でも、きっとこれから盛り上がるッ!
絵を描くことはできませんが・・・やってみることにしました。
な、なにをやってみるんだー!? やってみてくれー!
ロゴ、エウレカかと思ったら絶チルだったのか
元々は「ストライクウィッチーズ」を参考にしてました。
オフ会ぃー!? な・・・・なんだってー!!
だから、割り勘だよ!?
2009年11月09日
ロゴ追加と、コンテストの賞金について [サークル, ユウキ日記]
ひらがなのロゴだけだとイラストの雰囲気と合わない可能性も考えて、カタカナ版のロゴを作ってみました。設定資料のページのダウンロードの項目からどうぞ。
どうも。松田優樹です。
いやはや、夢を見ました。
イラストコンテストの企画をどうやって広報活動するか、クロと不二と話し合う、という夢でした。本当に投稿してくれる人がいるのかどうか……不安で不安でしょうがない精神状態が夢にまで浸食してきたのでしょう。まったく心の弱いことですよ。
んで、ちょうどその夢を見ている最中に、現実のクロから電話がかかってきて、おぼろげに電話に出ると、クロが企画とまったく関係のない仕事の話をしてきたことに、「おい、どういうつもりだ!」と憤慨してました。夢と現実を混同する始末! 恥ずかしい!
企画ページには、かたくるしいことをたくさん記載しています。辟易した方も多いかもしれません。あれは、もしトラブルが起こった際の責任の所在を明確にする……という側面もあるっちゃーありますが、要は本格的な企画に見せるための演出なだけですから、たいして気にせず、好きに描いてくださればうれしいです。
例えば、キャラクターをロボット化したり、10年後はこうなっている! みたいな大胆アレンジもアリです。自分のフィールドに引きずり込んで、お好きな発想で勝負してくださいね。
みなさん、よろしくお願いいたします!
なぜ賞金が出るような企画にしたのか
──イラストコンテストを始めてから、賞金について、メールより質問をいただいたので、それについてここに書いておきます。
ユニット「映像技術部」は企業ではありません。個人で運営しています。ではなぜ「賞金」が出るような制度の企画にしたのか。
実は、今年の夏コミ(コミケ76)で、既刊をまじめに宣伝したせいか、既刊の頒布によって黒字になりました。サークル EIGI の即売会参加史上、初めてのことです! ここで発生した「利益」をどう使っていけばいいか戸惑っていた最中、冬コミに落選するという事態が起こったので、この企画に予算として盛り込むことにしました。
夏コミの利益の額を、そのままコンテストの賞金にしたわけです。
企業でもないのに「賞金」という書き方をすると、なにかこう、怪しいにおいをかぎとって嫌厭してしまうのでは、と悩みましたが、お金はモチベーションを高めるための1つの手段であり、優秀な作品に贈られるべき正当な対価である!と強気に出てみました。
そういった経緯のお金なので「賞金」という提示で問題ないと思っています。コンテストに参加してくださる方は、大賞・金賞を目指して気合いを入れて描いてくださいね!
──Web拍手のご紹介!
わかったぜ26さん!らじかるの娘たちはオレが責任もって幸せにするぜ!!
幸せにしてあげてくれーッ!
よっしゃあ全力で投稿すっぞ!
よいしょーい! ありがとうございますッ!
俺は絵がかけない。だが、描けないものなりの戦略があるッッッッ!
すごい……! その戦略に期待します!
“イラストコンテスト参加者はEIGIの打ち上げに参加できる”だなんて・・・。
自分は、今ほど絵が描けないことを後悔したことはありません。
だからといって音楽を作る能力もないですし・・・。
己の無力さを嘆きながら、今日もラジオのネタを練っています。
あちゃー。寂しい思いをさせてしまったようで すみませんでした。
じゃあ、映技ラジオにメールが採用された方々を集めて、オフ会(飲み会)でもやりましょうか。ハガキ職人ってのも、れっきとしたスキルですからね!
2009年11月07日
らじかる☆えこーず について [サークル, 26日記]
おはようございます。26です。
映像技術部で日記を掲載するのがひさしぶりで申し訳ありません。さらに文章を書くこと自体がひさしぶりだったりします。読みづらくなってしまっているかもしれませんが、最後までお付き合いください。
去年の春ごろ、上映会『第3次 映技スクランブル』の直前ぐらいでしょうか、サークル「 EIGI 」 のマスコットキャラクターをデザインさせていただきました。
ユウ・リン・アキの3人からなるユニット『らじかる☆えこーず』です。
先日より「映技イラスト大賞」がスタートしましたね。今回の企画でこの娘たちを様々な方に描いてもらえるかもしれないと思うとドキドキ☆ワクワク♪します!
そこで今回は、この3人をデザインするにあたって考えたこと、コンセプトや作画のポイントなどを書いてみようと思います。企画に参加していただけるみなさまの参考になれば幸いです。
『らじかる☆えこーず』は、前回の『とらいあんぐる☆えこーず』に続き、私26の映像技術部における2回目のキャラクターデザインということになります。
ぶっちゃけ、前回の娘たちのデザインは、アクが強すぎて汎用性に欠けていました。前衛すぎるというか、あまりにもエキセントリックすぎました。
そこで今回は サークル「 EIGI 」のメンバーでいろいろと話し合って、マスコットキャラとして「最大公約数」のデザインを目指しました。誰が見てもかわいいと思ってもらえるようなキャラを作りたいと!
そうして出来上がった『らじかる☆えこーず』の各キャラについて、簡単に紹介していきたいと思います。
まずは天道勇歩、通称ユウです。
ユウは3人の中心で、リーダー格となるキャラになります。戦隊もので言えばレッドの位置なので、イメージカラーもそのまま赤! とは言え、直接の「赤」だと少々キツいので、同じ赤系統でも柔らかめなピンクやオレンジなどを使ってかわいらしくなるようにしました。
明朗快活で常に前向きポジティブな性格と言うことで、とにかく華やかな感じを出すために服装はミニスカート&ニーソ&スニーカーと言う鉄板の組み合わせ。ツンツンのショートボブに「ぴょん!」と出た力強いアホ毛も特徴です。
頭のてっぺんから足の先まで、「元気!」なイメージを感じていただけると良いなあ、と思います。
鷺ノ宮凛、通称リンです。
いいとこのお嬢様です。常に何かを食べているのがポイントで、幼い見た目に反して「ハラペコキャラ」であり、その点については戦隊もので言うイエローのポジションになります。加えて、高貴な色である黄色は、幼い見た目にこそよく似合うと思うのです。
デザインにあたっては、「生き物として小さい」ということを念頭に置きました。
小さい子のほっぺたがかわいい!
大きいツインテールがかわいい!
モコモコした服がかわいい!
ジト目がかわいい!
小動物みたいに はむはむモノを食べているが様子がかわいい!
みたいなものを原動力としています!
霞亜希、通称アキです。
ユウとリンにツッコミを加えるお姉さん役、となれば、必然的にイメージカラーはブルーでしょう。
その辺りのキャラ設定も含め、デザインは巨乳・七分丈・パンツスタイルなど、ある程度スタイリッシュで大人っぽい感じになりましたが、随所にリボンをあしらうなど女の子らしさも表現しています。
アキは、なんと言っても黒髪ロングにつきます。黒髪大好きです! イラストでは若干緑寄りの配色になっていますが、光沢のある黒い艶だと思ってください。黒い髪はそれだけで圧倒的な存在感を持つ上に、ポニーテールにしたりアップにしたりなど、髪形で色々と遊ぶこともできます。基本形としては、もみあげから伸びる房と2本の三つ編みがポイントですね。
キャラクターをデザインする上で気づいたのは、自分1人の意見や意志というものを主張しすぎてしまうと、間違いが起こりやすいのではないか、ということです。自分のような凡人の感性の中から出たものが、そのまま完成まで突き通せる深さなどは、たかが知れているのではと思いました。
なので、これはサークルの作品で使っていくキャラクターだ、と サークル全体のやりたいことを極力取りこぼすことの無いように努めたつもりです。みんなの意見を形にしたのが今回の「らじかる☆えこーず」です。
何の制約も無い自身だけのオリジナルキャラであれば、頭で思い描いたものをそのまま出力するだけで済むと思います。……いや、それはそれで自分との戦いですが!
ともかく、この「らじかる☆えこーず」で、そういったものとは明らかに違う、「デザイン」の大変さと言うものを思い知らされました。
仲間たちと一緒に1つのものを作り上げるということは、多くの労苦を伴います。だからこそ、自分1人では到底成し得ない、真に納得の行くデザインが生まれるのだ、ということがわかった気がします。
さて、こうして生まれた『らじかる☆えこーず』は、すでに EIGI 作品の各所にて活躍しているわけですが、今回新たに冬コミに合わせたイラストを作成しました。
自分は線画のみでアップ、色を付けてくれたのは TENGA EGG マスターでおなじみのクロです。
EIGI は残念ながら冬コミに落選してしまいましたが、無事に「映技イラスト大賞」で使用されたので安心しました。
今回のテーマは「遊んでる女の子かわいい!」です。漠然としたテーマですが、かわいいは正義らしいですからね。
任天堂ゲーム機を持たせることを提案してくれたのはクロです。さすが TENGA EGG マスター! ありがとう!
Nintendo DS を持っているのは、やはり今の任天堂の「顔」であると思ったからです。
嘘です。タッチペンを格好良く描いてみたかっただけです。
リンが Wii コントローラーを持っているのは、画的に面白いものを持たせたかったのはもちろん、コレを小さい身体でブンブン振ってる姿を想像すると大変かわいいなと思ったからです。
ところで、この持ち方だとマトモにできるゲームは無いと思うんで、まさに武器扱いですよね。ヌンチャクだけに。よい子はマネをしないように!
口にくわえているのはグレーズたっぷりのドーナツ。相当甘い。
上記で「大人っぽい感じ」にしたと言っていますが、それはあくまでデザイン上の話で、イラストとしては一番かわいく描いてみたいのがアキです。
というか、一番かわいい要素を持っているのは、実はアキなんじゃないかと思っています。大人っぽい外見に反して幼いところがあったり、かわいいものが好きだったりすると、破壊力が高まる気がします。ギャップ萌えってヤツでしょうか。
なぜバーチャルボーイを持っているのかと問われれば、ある暗喩からなのですが、……まあ、変なところでマニアックなモノが好きだったりするのも、また魅力を感じたりしませんか?
私は好きな作家の絵柄を真似るのが好きです。このイラストも当初のデザインと見比べると、だいぶ違ったものになっていますが、逆に言えば、そのくらいの自由度があっても、しっかりとユウ・リン・アキの3人に見えるようにデザインしているつもりです。
本来、私ごときの絵を「デザイン」と称してみなさまの前に差し出すことは、大変恐れ多いことです。
しかし、こうしてオリジナルキャラをデザインして発表すると言うことは、自分が描いた一枚の絵のみを指すのではなくて、世に放たれたときから1つの生命として輝いていくのではないでしょうか。
みんなで使っていく、みんなの力を使える。人の目に触れ、様々に育てられ、世に知れ渡ることで様々な力を持つと思えるからこそです。
なので、もしこれを読んでいる方の中に、キャラクターの絵を描くことに興味がある方がいらっしゃいましたら、ぜひ「映技イラスト大賞」に参加してください! ユウ・リン・アキの3人を描いてみてほしいんです!
制作をしたことがある方ならおわかり頂けると思いますが、自身が作ったものを二次創作してもらった時、自己を受け入れてもらえた感じがしてすごく嬉しいですよね!?
もし描いていただければ、その方とは『らじかる☆えこーず』を通じて、どこかで繋がることが出来るのではないかと思います。
その繋がりの輪が大きな広がりを見せ、さらに多くの方に受け入れられたとき、初めて「デザインって楽しい!」って言えるのではないかな、と思います。
私のデザインがきっかけで、EIGI を知ってもらえて、自分を知ってもらえて、今まで知らなかった人たちとも対話が出来るようになれば、それはとても幸せなことですから……。
うちの娘たちを、どうかよろしくお願いします!
2009年11月05日
映技イラスト大賞 開催ッ! [サークル]
映技イラスト大賞開催ッ!
どうも。松田優樹です。コミケ77 に落選してしまったので、代わりの活動としてうちのオリジナルキャラを使ったイラストコンテストを発案してみました。
入賞されたイラストはサークル「EIGI」の映像作品内に登場!
優秀作品にはなんと賞金も出ちゃいます!
投稿場所:【pixiv 映技イラスト大賞・アイキャッチ部門】
投稿場所:【pixiv 映技イラスト大賞・SDキャラ部門】
以上が企画関連ページです。今回の企画の進行と選考委員長はクロが担当します。よろしくお願いいたしますッ! いやはや、pixiv がこんなに便利だったとは! すばらしい使い方があったもんですねえ!
さて、2009年いっぱいは、コミケに参加するような絵師さんの都合に合わないと思って、締め切りを2月にしました。でも4ヶ月なんてあっという間ですよ!
設定資料のページにはカラーパレットも用意しています。
【らじかる☆えこーず 設定資料ページ】は、過去に描いた作品など、この娘たちの情報が満載です。絵を描くことに興味がない方でもキャラクターを知る上で見ていただけるとうれしいです。
公式ページにある注意事項に少し補足すると──
投稿作品の著作権は作者に帰属するので、投稿作品はご自身のサイトやブログ、同人誌などに掲載していただいて問題ありません。ガンガン流用しちゃってください!
性的な意味で興奮するような絵をカいて投稿しても問題ありません。ただ当サイトでイラストを公開する際、年齢制限ページを設けるなどの処置をします。
この企画が終わったら、イラストコンテストに参加してくださった方々と打ち上げをやりたいと思っています。こんなピコ手サークルの些末な企画に参加してくださるような変人に会ってみたい……まあ、優れた芸術ってのは、その手法を超え、相互に感性を刺激するわけですが、さらに作者同士が直接会おうものなら「縁」という名のビッグバンが起こるんです。そういう奇跡を肌で感じたいんですよ。
映像技術部のオリジナルキャラクター「らじかる☆えこーず」を通して、みなさんと友誼を広げられれば最高にうれしいです!
さあ、創作活動をしてもしてもあり余ってしまう その無限のエネルギー、もっともっと躍動させてみませんか?
範馬刃牙も投稿したがっているぞ!
ってなわけで、ふるってご応募ください! お待ちしておりますッ!
──Web拍手のご紹介!
今年の夏の終わりにニコニコ動画の「映技文花蝶」をみてハマって以来楽しませてもらっている者です。
EIGIさん、落選ですか・・・。冬コミで今までの作品など色々と買わせていただこうと楽しみにしていたんですが。冗談抜きで冬コミで一番の目当てだったのに・・・。
いや、でも仕方ないですよね。
これからも楽しみにしているので面白い作品を作り続けてください!
ちなみに、通販以外でEIGIさんの作品まとめて買える機会ってないですか?
コミケでの委託とか、コミケ以外のイベントとか・・・。
一番の目当てって……キャー! 温かな激励ありがとうございます!
現在はコミケ以外のイベントには参加していません。現状のコミケ 77 は委託先を探している状態です。もし委託先が見つかった際にはよろしくお願いいたしますッ!
落選すかぁ・・。けど島本画の台詞を見ていると、皆さんの逆境魂を感じてきました! 何もコミケだけが皆さんの製作表現の場じゃあありませんしね!
島本先生の店の近所に住んでいて、島本絵をよく見るのでわらってしまた・・・
北海道からありがとうございますーッ! うれしいっス!
先生から学んだ“逆境魂”から「イラストコンテスト」なんぞをひねり上げてみました。まったくもって島本先生のおかげっスよ! さすがー!