2009年11月07日
らじかる☆えこーず について
おはようございます。26です。
映像技術部で日記を掲載するのがひさしぶりで申し訳ありません。さらに文章を書くこと自体がひさしぶりだったりします。読みづらくなってしまっているかもしれませんが、最後までお付き合いください。
去年の春ごろ、上映会『第3次 映技スクランブル』の直前ぐらいでしょうか、サークル「 EIGI 」 のマスコットキャラクターをデザインさせていただきました。
ユウ・リン・アキの3人からなるユニット『らじかる☆えこーず』です。
先日より「映技イラスト大賞」がスタートしましたね。今回の企画でこの娘たちを様々な方に描いてもらえるかもしれないと思うとドキドキ☆ワクワク♪します!
そこで今回は、この3人をデザインするにあたって考えたこと、コンセプトや作画のポイントなどを書いてみようと思います。企画に参加していただけるみなさまの参考になれば幸いです。
『らじかる☆えこーず』は、前回の『とらいあんぐる☆えこーず』に続き、私26の映像技術部における2回目のキャラクターデザインということになります。
ぶっちゃけ、前回の娘たちのデザインは、アクが強すぎて汎用性に欠けていました。前衛すぎるというか、あまりにもエキセントリックすぎました。
そこで今回は サークル「 EIGI 」のメンバーでいろいろと話し合って、マスコットキャラとして「最大公約数」のデザインを目指しました。誰が見てもかわいいと思ってもらえるようなキャラを作りたいと!
そうして出来上がった『らじかる☆えこーず』の各キャラについて、簡単に紹介していきたいと思います。
まずは天道勇歩、通称ユウです。
ユウは3人の中心で、リーダー格となるキャラになります。戦隊もので言えばレッドの位置なので、イメージカラーもそのまま赤! とは言え、直接の「赤」だと少々キツいので、同じ赤系統でも柔らかめなピンクやオレンジなどを使ってかわいらしくなるようにしました。
明朗快活で常に前向きポジティブな性格と言うことで、とにかく華やかな感じを出すために服装はミニスカート&ニーソ&スニーカーと言う鉄板の組み合わせ。ツンツンのショートボブに「ぴょん!」と出た力強いアホ毛も特徴です。
頭のてっぺんから足の先まで、「元気!」なイメージを感じていただけると良いなあ、と思います。
鷺ノ宮凛、通称リンです。
いいとこのお嬢様です。常に何かを食べているのがポイントで、幼い見た目に反して「ハラペコキャラ」であり、その点については戦隊もので言うイエローのポジションになります。加えて、高貴な色である黄色は、幼い見た目にこそよく似合うと思うのです。
デザインにあたっては、「生き物として小さい」ということを念頭に置きました。
小さい子のほっぺたがかわいい!
大きいツインテールがかわいい!
モコモコした服がかわいい!
ジト目がかわいい!
小動物みたいに はむはむモノを食べているが様子がかわいい!
みたいなものを原動力としています!
霞亜希、通称アキです。
ユウとリンにツッコミを加えるお姉さん役、となれば、必然的にイメージカラーはブルーでしょう。
その辺りのキャラ設定も含め、デザインは巨乳・七分丈・パンツスタイルなど、ある程度スタイリッシュで大人っぽい感じになりましたが、随所にリボンをあしらうなど女の子らしさも表現しています。
アキは、なんと言っても黒髪ロングにつきます。黒髪大好きです! イラストでは若干緑寄りの配色になっていますが、光沢のある黒い艶だと思ってください。黒い髪はそれだけで圧倒的な存在感を持つ上に、ポニーテールにしたりアップにしたりなど、髪形で色々と遊ぶこともできます。基本形としては、もみあげから伸びる房と2本の三つ編みがポイントですね。
キャラクターをデザインする上で気づいたのは、自分1人の意見や意志というものを主張しすぎてしまうと、間違いが起こりやすいのではないか、ということです。自分のような凡人の感性の中から出たものが、そのまま完成まで突き通せる深さなどは、たかが知れているのではと思いました。
なので、これはサークルの作品で使っていくキャラクターだ、と サークル全体のやりたいことを極力取りこぼすことの無いように努めたつもりです。みんなの意見を形にしたのが今回の「らじかる☆えこーず」です。
何の制約も無い自身だけのオリジナルキャラであれば、頭で思い描いたものをそのまま出力するだけで済むと思います。……いや、それはそれで自分との戦いですが!
ともかく、この「らじかる☆えこーず」で、そういったものとは明らかに違う、「デザイン」の大変さと言うものを思い知らされました。
仲間たちと一緒に1つのものを作り上げるということは、多くの労苦を伴います。だからこそ、自分1人では到底成し得ない、真に納得の行くデザインが生まれるのだ、ということがわかった気がします。
さて、こうして生まれた『らじかる☆えこーず』は、すでに EIGI 作品の各所にて活躍しているわけですが、今回新たに冬コミに合わせたイラストを作成しました。
自分は線画のみでアップ、色を付けてくれたのは TENGA EGG マスターでおなじみのクロです。
EIGI は残念ながら冬コミに落選してしまいましたが、無事に「映技イラスト大賞」で使用されたので安心しました。
今回のテーマは「遊んでる女の子かわいい!」です。漠然としたテーマですが、かわいいは正義らしいですからね。
任天堂ゲーム機を持たせることを提案してくれたのはクロです。さすが TENGA EGG マスター! ありがとう!
Nintendo DS を持っているのは、やはり今の任天堂の「顔」であると思ったからです。
嘘です。タッチペンを格好良く描いてみたかっただけです。
リンが Wii コントローラーを持っているのは、画的に面白いものを持たせたかったのはもちろん、コレを小さい身体でブンブン振ってる姿を想像すると大変かわいいなと思ったからです。
ところで、この持ち方だとマトモにできるゲームは無いと思うんで、まさに武器扱いですよね。ヌンチャクだけに。よい子はマネをしないように!
口にくわえているのはグレーズたっぷりのドーナツ。相当甘い。
上記で「大人っぽい感じ」にしたと言っていますが、それはあくまでデザイン上の話で、イラストとしては一番かわいく描いてみたいのがアキです。
というか、一番かわいい要素を持っているのは、実はアキなんじゃないかと思っています。大人っぽい外見に反して幼いところがあったり、かわいいものが好きだったりすると、破壊力が高まる気がします。ギャップ萌えってヤツでしょうか。
なぜバーチャルボーイを持っているのかと問われれば、ある暗喩からなのですが、……まあ、変なところでマニアックなモノが好きだったりするのも、また魅力を感じたりしませんか?
私は好きな作家の絵柄を真似るのが好きです。このイラストも当初のデザインと見比べると、だいぶ違ったものになっていますが、逆に言えば、そのくらいの自由度があっても、しっかりとユウ・リン・アキの3人に見えるようにデザインしているつもりです。
本来、私ごときの絵を「デザイン」と称してみなさまの前に差し出すことは、大変恐れ多いことです。
しかし、こうしてオリジナルキャラをデザインして発表すると言うことは、自分が描いた一枚の絵のみを指すのではなくて、世に放たれたときから1つの生命として輝いていくのではないでしょうか。
みんなで使っていく、みんなの力を使える。人の目に触れ、様々に育てられ、世に知れ渡ることで様々な力を持つと思えるからこそです。
なので、もしこれを読んでいる方の中に、キャラクターの絵を描くことに興味がある方がいらっしゃいましたら、ぜひ「映技イラスト大賞」に参加してください! ユウ・リン・アキの3人を描いてみてほしいんです!
制作をしたことがある方ならおわかり頂けると思いますが、自身が作ったものを二次創作してもらった時、自己を受け入れてもらえた感じがしてすごく嬉しいですよね!?
もし描いていただければ、その方とは『らじかる☆えこーず』を通じて、どこかで繋がることが出来るのではないかと思います。
その繋がりの輪が大きな広がりを見せ、さらに多くの方に受け入れられたとき、初めて「デザインって楽しい!」って言えるのではないかな、と思います。
私のデザインがきっかけで、EIGI を知ってもらえて、自分を知ってもらえて、今まで知らなかった人たちとも対話が出来るようになれば、それはとても幸せなことですから……。
うちの娘たちを、どうかよろしくお願いします!
2006年02月04日
プリキュア感動した!
ってのももう一週間前の話になりますが。
TVアニメ「ふたりはプリキュア Max Heart」が無事最終回を迎えました。いやはや、二年前の「ふたりはプリキュア」放送開始から考えると、よくここまで持ってこれたと言う印象がありまして。特に最終回の展開については、二年間の視聴に対するご褒美ですらあったと思います。マジでひかりが帰ってこないと思ってた!
子供向けアニメなので(でなくともだけど)真摯に作られるのは当然として、やはり子供だけでなく、お母様も見るだろうということで、複数の世代に向けて作られた番組として見ごたえがありましたし、普通に二年間の積み重ねと言うのもあったし、本当いいアニメだったと思います。
少なくとも、個人的には「プリキュア・ショック」と言っても良いくらい。大げさかもしれないけどそうじゃないかもしれない。
詳しい話は長くなるのでひとまずやめておきますけど、僕自身が、(時間の都合で)殆どのアニメ視聴をやめてってしまう中で、これだけは見続けてたってやつでもあるので、何がしかの機会があったら、是非見て欲しいですねえ。
そして次回からは「ふたりはプリキュア SplashStar」がスタート。キャラクターもストーリーも差し替えと言うのがいくらかさびしいけど、前シリーズが前シリーズだっただけに、期待も高まります。
このまま安定したシリーズになりうるか!?
2006年01月05日
映技スクランブルお疲れ様でした!
遅ればせながらあけましておめでとうございます、そして上映会お疲れ様でした。
僕などは、ああ言う席慣れをしていない事もあって、反省することなどは山ほどあるのですけども、会場のネイキッドロフトは満員、笑い声も響きまくり、やっぱり満足と言う事で本当にありがとうございます。
思うところはたくさんあれど、とりあえず今はまだ余韻に浸りっきりです。
2005年12月18日
フライヤーのキャラについて
さて、TOPページにて発表されました「映技スクランブル」。映像技術部初の主催イベントです。詳しい情報は、こちらを御覧頂くとして、こっちでは、イラスト関連を引き受ける者らしく、フライヤー(チラシ)に載せた絵についていくらか書いておきます。
えらく派手なイラストになりましたが、元々、光あり!音あり!みたいな、騒々しいくらいに主張する位のを狙ったので、目立てば成功です。
図の左上が、フライヤーに載せる直前の段階の絵で、その他の三人が、これをばらした(と言うより元の三人に分解した)ものです。
僕自身が、こう言う単体イラストと言うか、あるいはシステマチックに合体分離が出来るようなのが好みで、一つの線画にまとめていいところを、ついこうしてしまっています。この合体分離好きは、きっと、合体ロボットを源流に見つけることができそう。
ところでこの三人は、それぞれ右上=「はじめ」、右下=「あすか」、左下=「いずみ」と愛称がついています。大まかに、映技のイメージキャラクターとしてデザインしてみて、「えいぎずハイ!」で「はじめ」を一人出して様子を見つつ、今回三人同時のデビューと相成りました。
色々映像に関するモチーフを混ぜてますが、まだまだ変わるかもしれないし、そもそも普通の服も着るかもしれない。映像と絡めたり、イラスト方面でも活躍させてみたいとか思っていますが、今しばし勉強中です。
2005年11月25日
睡眠時間を減少できない
なかなか日記を書けてないのは相変わらず原稿にまみれているからです。なかなか進行しない。
そしてその原稿の進行を阻むものと言ったら、もう「睡眠」と相場が決まっているわけで。
「赤の7号」で紹介されていた、「栄養ドリンクを枕元に置いておくと、寝よう(二度寝しよう)と思った時に抑止になる」と言うのを実践してみても、枕元からドリンクを跳ね除けていちゃ世話ねえぜ。
要するに……。
だ、だれか、自分に「厳戒令」を敷くいい方法とか知りませんかね……!
もうマジでうわああ