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2007年10月28日
サウンドノベルの新境地 PS3版『忌火起草』 [ユウキ日記]
B級ホラー映画の予告のようですが、ゲームです。ゲームのプロモーションムービーです。ってなわけで、チュンソフトの最新サウンドノベル『 忌火起草 』を買いました。
どもども。3度のメシよりチュンソフトのサウンドノベルが大好き、松田優樹です。
「チュンソフトからサウンドノベルの新作が出る!」
と発表された時から、本当に、本当に発売を楽しみにしていました。コンセプトは「ゲーム史上最恐」ってことらしいので! もう期待しまくりですよ! かの『弟切草』を初めてプレイした時の衝撃以来、チュンソフトサウンドノベルの虜なのです。
そして、『忌火起草』の発表後、真っ先に期待していたのが、新システム!
「ゲーム中の声や効果音などは日常の音としてスピーカーから発せられ、自分の気持ちは文字で読む(セリフは文字として表示されない)」
というものでした。
満を持して、いざプレイしてみれば……この新しいゲームシステムに、感動! すごい! 大感動! 熱中して映像作品を見ているときのように、自分がその場にいるかのように、なんなく主人公に感情移入できる。慣れてくると、ものすごい臨場感で恐怖を体感できる(はめになる)!
シナリオも『弟切草』を知っていれば「にや」っとしてしまうような、サウンドノベルの究極型ホラー。選択肢ひとつとっても、今までのサウンドノベルユーザーが「やられた!」と思うようなニクい演出が盛り込まれています。サウンドノベルの老舗が作っているだけあり、フローチャートなどのインターフェイスも充実しています。
慣れ親しんだシステムが新しいものになったとき、「余計なシステムだなぁ、いままで通りでよかったのに」などと思わずに、
「これは画期的だ! おもしろい!」
と、ゲームシステムそのものに感動できるのは本当に幸せです。それは、プレイヤーにとって楽しいゲームをとことん遊び尽くせるということだから!
そして、『弟切草』が確立した画期的なシステム「サウンドノベル」を、Leaf 等が「ビジュアルノベル」として美少女ゲームに取り入れたように、『忌火起草』の画期的なシステムを、また様々な美少女ゲームたちが取り込んでいくのだろうなぁ……。
っていうか早く『 忌火起草 』をパクってよ! どこぞの美少女ゲームメーカーさん! もうすでにドキドキしちゃってるから!
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