どうも。松田優樹です。
まさに昨日! 昨日のことをこの日記にズバズバ書いていくために、ちょっと松田優樹の近況を整理しておきます。
ちゅうわけで、わたくし松田優樹は、毎週毎週どこかしらで行われているコスプレイベントに、取材という名目で、かならず参加することとなりました。ええ、ええ、これは、れっきとした仕事ですから! 遊び半分でイベントに参加してはいけませんね! 遊び十分で!
まぁ、イベント主催側からしてみれば、ただカメラ小僧が一人増えただけですが、会社からしてみれば「取材」なわけです。ああー、いい時期です。これでいい素材が作れなかったらクビかしら、わたし、てへ。
んで、昨日、「オールナイト・コスプレダンスパーティ」なるイベントに初参加したわけです!
ディスコ、またはクラブと呼ばれる場所で、夜更かしをする若者が集い、ダンスミュージックをかけ続け、一晩踊りあかす遊びがあるじゃないですか。あれの「オタク版」ですよ。コスプレダンパ。常時行われないから「イベント」として開催されるわけですね。衣装は派手なコスチューム。音楽はアニソンやゲームソング。ディスプレイにはアニメやゲームの画面。もちろんタイムテーブル的には「オタク外」の時間帯ももうけられることがあるようですが、そういう認識でよろしいかと思います。
さて、今回、私が参加したコスプレダンパ。印象からいうと
「しょぼ!」
リミックスされたアニソンがかかるわけですよ、DJさんがかけるんですよ、テクノ風味のあれ。激しく踊るためにの音楽。BGM。いやいや、音楽のことはよくわからんからどう表現していいかわからないけど、トランスとかユーロとかそんなの感じ。……うわ! 「なんて知識のねぇヤローだ!」って思われてるのかな。全然かまわないけど。
んで、ディスプレイには、アニメやゲームの動画を編集した映像が流れるんです。VJさんが流すんですよ。かかっているアニソンの原題のアニメの映像を流すんです。
んで、そのリミックスやら映像やらがしょぼいんですわ。
アニソンリミックスで世界に名を轟かせたいぬの「dameMixx」を聴きなれてしまい、女医ハックで披露されるの数々のマッドムービー群を見慣れてしまったからなのか……いや、そう勘ぐる時点でおかしい。だって両方ともコスプレダンパと関係ないんだもん。けど、「なんでしょぼく感じるんだろう」って思ったとき、すぐに「dameMixx」や「女医ハック」が浮かんできたのは共通するものがあったのかもしれない。
っていうか、映像技術部がビジュアルジョッキーだったらあんなしょぼいマッドアニメ作らん。EIGIの名前で、新宿のクラブにVJで参加したことがあるんですよ、実は。
さて、アニソンのつなぎがあんまりよろしくないディスクジョッキー、間の抜けた映像を配置するビジュアルジョッキー、DJブースにはメガネに長髪のデブオタ──。今回の「はぢめてのオールナイト・コスプレダンスパーティー」の結論は!
た、楽しかった……!
めちゃめちゃ楽しかった!
もうね、「しょぼい」とか、そんなことどうでもいいの! もうどうでもいいの! 好きなアニソンが爆音でかかって、その映像が大画面に流れるだけで大興奮なの! ああっ! 「女医ハック」との共通点はこれかっ! あの「好き」が共有されるあの瞬間だ……!
いや〜、この商売を考えたヤツすごいわ。オタクのココロを理解してる。うまい。うまい戦略。こりゃハマるかも。
あと、会場の8割が女性でした。「これは仕事だ」っていう“プレッシャー”と“後押し”があるせいで、もう話しかけまくりですよ。うひひ。
いや〜……楽しかったなぁ。
今度、新宿のクラブでならしていることでおなじみのおけ兄を連れてってみようっと。
『週刊ポスト』2004年6月25日号で、オタクの街紹介のページをぶち抜き8ページです。
うちの編集部でも大変お世話になっているカメラマン様が、「おもしろおかしく、こんな仕事やってきたぜ!」とのことでしたので、この記事を紹介します。
オレの組んだ「オタクページ」は3ページだけど、週刊ポストはぶち抜き8ページかぁ、うらやましいなぁ。
以下記事:(リンク先の画像は500KB以上あります)
そして、記事の中にも登場する────
もちろん読みました。読んでいないオタクはいないってくらい有名ですよね。
アキハバラは、オタクでない友人を連れて行った時に
「うわっ……なんなのこの街……キモッ」
という反応をされ、理解されにくいということで有名な街ですが、この本を熟読していると、現在の「聖地・アキハバラ」の土地・建設物・歴史をインテリ風味に解説できますよ。その友人も、日本の文化が生んだ「オタク」をばっちり理解してくれるに違いありません。キモいことには変わりませんが。
2004年6月上旬の映像技術部 - 部活動日記 [過去ログ一覧へ] 次の日記へ→