[2005年08月の映像技術部 - 部活動日記]

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■ 08月04日(木)

 我魂魄百万回生まれ変わっても、夏コミ成功させるからなー!

 ども。松田優樹です。
 今日はこれから、映像技術部に声優さまをお呼びしての収録です。またボクらなんぞがスタジオという環境を使えることに感謝感謝ですよ。んで、以前スタジオを使った時の写真が出てきたのでお見せしますわん。

 ● 映像技術部音声インフォメーション(.mp3 約900KB)
 以前録ったものです。最後のシャクティのセリフが、広橋涼に聞こえてしょうがない。

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 ミキサーのたらちゃんと今のテイクがOKかどうか相談するの図

 

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 収録風景ぃ〜

 おお、こうやって写真を並べると、まるで本当に部活動日記のようだ……これはワナか……? 

 

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ほ、ホムンクルスがーーーッ! ワナだった!


■ 08月18日(木)

 桑谷夏子と結婚せよ! コミケ68おつかれさまー!

コミケ68新作映像:『えいぎずハイ! 』
[● 予告ムービーダウンロード] 約8.8MB
QuickTimeプレイヤーで再生してください)

あらすじ:部屋にムリヤリ設置されたビデオカメラで盗撮されつづけることになった主人公・優樹。この生活から逃れるには声優の桑谷夏子と結婚するしかないという!
 このゲームには黒幕がいる。その黒幕によって、優樹は世界的な陰謀に巻き込まれていくのだが……
 そして、優樹は自分の部屋が盗撮されていることをとりあえず承知する。これからいったいどんな事がおきるのだろうか? はたしてアイドル声優・桑谷夏子と結婚できるのか!?

 というわけで、今度のえいぎのビデオは、ストーリーが付きました。コントドラマとでも言いましょうか。

 上記のあらすじに分かるように、1つのオタク部屋を中心にドラマが展開されます。この話の作り方は、『ソウ SAW』という映画に影響されてます。ってか、まんま『ソウ SAW』です。元ネタも『ソウ SAW』です。やっぱ宮藤官九郎が脚本の作品はおもしろいね! 5年前にこれを見て衝撃を受けて『えいぎずハイ!』に至りました。ね?『ソウ SAW』っぽいでしょ?

 世にもうれしい感想メールや、感想リンクをご紹介します。


えいぎずハイ!買いましたー! そして笑いました。
もう本当ありがとうございます。まさかEIGIで夏子が見られるなんて!
興奮しすぎて汁出た。お腹いっぱい!
夏子ソーセージはすげぇ欲しいと思いました(笑)
応援してます。応援します。これからも頑張って楽しいのをジャンジャンバリバリ出しちゃって下さい!

[ke-iさんより]

わーい、ありがとう! 楽しんでもらえたようで超うれしい!

くーわーたにー なーつーこはー せかいをかける〜


夏子ハァハァ。(挨拶)
『えいぎずハイ! Vol.1』の視聴をさせていただきました。
今回はメイド喫茶とか、キン肉ハウスとか、セットに気合が入っていたように思われます。感服いたしました。
ところで「疾風のように」で、後ろの方でスベリ台から降りてきた幼女も仕込みなのですか? タイミング良過ぎて面白すぎなのですけど!
いやはや、タップリ50分間楽しませていただきました。次回も楽しみにしております。

[k-yanさんより]

あの幼女映像が撮れた時は、うちのビデオカメラに神が降りてました! 感動!


『えいぎずハイ!』拝見させていただきました!
とりあえず最初に一言…………サイコーでした!!
笑わせていただきました! 大爆笑でした!!
そりゃびっくりしますよ、双恋の中にギャバンが入っていたら(笑)!!
自分はロマサガはやってないので、ロマサガネタは半分ぐらいしか分からなかったのですが、それでも笑えました。元ネタが分からなくても笑えるのがすごいですね。もはやオリジナルってことですかね?
ちなみに、ロマサガ(スーファミ版)をかなりやり込んでいた友人は俺以上に大爆笑でした。
ガラハドの電話のシーンでは一緒になって叫んでました(笑)
すでに10回ほど見てるんですが、何回見ても飽きませんね。
次回作も期待してますので頑張ってください!!
では、最後に……夏子はぁはぁ……

[吉田さんより]

 聖戦士ガラハドさんに出演してもらったわけですが、かなり好評な様子、きっと本人も喜んでます。というより報われてます。……ってか、わぁ! 10回も観てるの!? すげー! もっと観て!


三話の最後の「待たせたな」のシーン、思い出すと涙が出そうに。何か無性に感動します。でも笑える! 昨日思わず『俺たちのフィールド』を読み返しちゃいましたよ!
そして、パッケージ裏の予告、「無茶苦茶書いてると見せかけて実は合ってる!?」という面白さだけでなく、ちゃんと元ネタの説明にもなってる所が一石二鳥でまた素晴らしいっす(笑)
ああもう、思い出すだけで面白さが込み上げて来ますよ! 今ニヤケを噛み殺すのに必死です

[フンムより]

 「スラムダンク」と「俺フィー」のシーンは、「元ネタがわからないとつまらないのでは?」と不安になる部分でもありましたが、思い過ごしでした。なんちゅーか、元ネタを知らない人にも大好評! というか、元ネタが分からない人は「知りたくなる」という症状が出るようですね!


『えいぎずハイ!』に登場する「かとゆー」って、あの大手ニュースサイトの人ですか? だとしたらすごく萌えます! あのサイトを見るたびにドキドキします!

[十六夜さんより]

 萌えますね! 特にイッテツ戦車にトラウマがありそうな所なんか。


全部わからなくてもいいんです。何かそこが楽しめたから。そうゆう気持ちにさせてくれる内容でした。ということは、細部まで手を抜かずに作り込んだってことなんでしょうね。
作ったスタッフのシトたちはさぞや大変だったことでしょう。あのテンションのままよく完成させたなーと思いました。ほんと、お疲れさまよくやった!

[カエル先生より]

 大変でした。けど、集まってくれたスタッフたちの作品に対する情熱が、新たな領域へ踏み出そうとする勇気が、こんなにもおもしろい映像を作ってくれました。僕ら「映像技術部」の成長にゴールはありません。「いよいよ!」「これから!」を合い言葉に、若々しい青年の息吹で日々、挑戦していきます! これからもよろしく!


あなたのご感想をお待ちしております!


■ 08月20日(土)

 小清水デカい

 ども。松田優樹です。
 コミケ68にて頒布したDVD-VIDEO『えいぎずハイ!』。メニュー画面で2分待つと、マスコットキャラ「片倉はじめ」がしゃべり始めます。やってみてください。

 世にもうれしい感想メールや、感想リンクをご紹介します。


ザブングル超やべえ!!

[うさだるまより]

やばい、面白すぎる!
今回のMVPはカトル。
おいしい所みんな持っていくのな!
ザブングルネタ や 天使なんかじゃない! とか。

[Masaより]

初っ端でカトルのアレで大爆笑な深夜1時、ブルーゲイル吹いた。
zebraの替え歌とか、貴也のそれ以上でもそれ以下でもないアレとか、もうたまらん。
もうね、ホント、いやはやおそれまいった。

[marikより]

 カトルのザブングルのシーンは、事前に「スーパーロボット大戦α外伝」のデモムービーを何度も観てから撮影に臨みました。練習もがんばってもらいましたー。あのシーンは、カットがかかっても、オレがその場に笑い転げるぐらいに理想通りの絵が撮れました。

 んで、いまポアロの「大喜利どうでしょう」を観てるんですけど、カトルは鷲崎に似すぎ。


いやー、面白いっす。ナニが面白いって、中でやってるコントや某アニメやマンガのパロディもそうなんですが、何より、彼らの青春の記録ってところがいいんですよ。
もう、このDVDのようなことをやる、体力も気力もないけれど、コレを見ればあのころの、何でも出来そうな自分が蘇るんだよねえ。そういう意味では、かなり名作ではないかと思っとります、このシリーズってば。

[kinasamaruさんより]

 「名作」!? わー、ありがとうー! 青春してます。最高に人生が楽しいです。

 オレにとっても押井衛(ノー誤字)は、神です。この神がいなければ、いま映像作家としてメシ食ってないかもしれません。『えいぎずハイ!』でも押井ネタ使ってますしね。押井作品に感化されたオタクが自主製作映画作ると、こんな感じの映像が出来るらしいですよ。不思議ね〜。


ネタの広さにビックリですよ! 細かいところやセットにも手が込んでいて、何度見ても飽きません。流しそうめんのシーンとか特に素晴らしかったデス!

[黒桜さんより]

流しそうめんを考えたヤツ、天才。あれマジで楽しいよ。
桑谷夏子を産んだヤツ、感謝。あいつマジでかわいいよ。


今までのに増してさらに面白い面白い。ネタ知ってる人には単語だけで反応出来るような濃いものから単純な掛け合いまで全編笑わせてくれます。毎回体張ってるなーと素直に関心。
毎度これだけのクオリティーの作品を生み出す力は自分も見習わなくてはと思います。

[とちるさんより]

シスプリRPG』は、ボクらの心の潤いです。妥協なく全力でに二次創作をする姿勢と行動力は、ボクらのエネルギー源です。『シスプリRPG』みたいな名作に出逢った時、自分たちは確実に文化に触れている、己の創作志向は意味がある、と確信します。シスプリありがとう!!


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 サークルスペースで サインを求められるの図。楽しかったよー


■ 08月22日(月)

 送って送られ大接戦シューティングゲーム

 “雛菊るる&らら”もとい、長谷川静香にハマっちゃったねぎが貸してくれた(正確には“忘れていった”)対戦型シューティングゲーム『ティンクルスタースプライツ -La Petite Princesse-Amazon)』が異様におもしろくて、対戦もすげー盛り上がっていたところ、赤りんごから「同人ゲームで同じようなのがある」と聞いて、プレイしてみたのが、この『東方花映塚 〜 Phantasmagoria of Flower View.』。

 うわぁ、おもしれー! 弾幕を避けて送って避けて送って! てめぇ、んにゃろう! そのまま3時間対戦プレイですよ。弾幕の見すぎで目がじんじんしちゃう。調子に乗って上海アリス幻樂団のWindows版のゲーム『東方紅魔郷』から『東方永夜抄』を一通りクリアしてしみました……! ようするにハマってしまいました。おかげで、いまの映像制作の仕事の〆切の追われっぷりが大変です……。ま〜た睡眠時間削ってるよー。はい、自業自得です。

 んで、今度『東方萃夢想』の大会でひと仕事する赤りんごに、「東方Project」の歴史と二次創作情勢を講義してもらい、好奇心がわくわく。
 ボクらは自分の構想した真っ白いキャンバスに、いろんな風景を描いていく。どれだけ素晴らしい絵を産んだかが、「プロジェクト」の一生だ。だから、音楽とか、マンガとか、ゲームとか、二次創作する人間をとおして、いろんなものを塗っていく。どんどん同人の世界を広げていく。ああもう、ほら、わくわくしてきたでしょ。


■ 08月30日(火)

 まだまだ青春! まだまだコミケ気分!?

 コミケ68、サークル『EIGI』のスペースの様子です。

 なんでいまさらコミケ中の写真なんぞ載せているかというと、とてもうれしい出来事……そう、夏の新作『えいぎずハイ!』の感想メールが届いたりするからです。


よく友達を呼んで私の部屋で飲み会をするんですが、その度に必ず「えいぎずハイ!」を上映しています。元ネタが全然分からない割とふつーの奴らもかなり大爆笑して帰ります。やっぱ映技って偉大ですね!
当然私自身その度に見てるので、もう内容なんか覚えちゃってるんですけど「ザブングルをなめるなー」だけは何度観ても噴き出してしまいます。やばいです。
次回に続いてしまいましたが、かなり待ち遠しいです。ぶっちゃけ冬コミに申し込んだ自分のサークルの合否よりも待ち遠しいです。
制作活動お忙しいですが、次も最高の映技をよろしくお願いします。
友人曰く「酒飲まなくても映技観てるだけで酔える」とか。まさにそんな感じです。

[アクセスさんより]

 このメールを読んだ時のオレの反応──

 

       

 

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■ 08月31日(水)

 映像技術部、夏の新作『えいぎずハイ!』が、Anazon.co.jpにて販売中!? (Desire for wealthより)
 

 「EIGI」 のメディア展開……

 子どものころに夢見たもの、それらはみんな、かっこよかった
  青春時代に憧れてるもの、それらもみんな、かっこいい
   エライ人より、かしこい人より、金持ちよりも

    オレらは「かっこいい」に憧れてる

 ねぇねぇねぇ! 聞いて聞いて! なんかね、なんかね、9月20日発売予定の『ADVANCED P-mate』という雑誌で紹介されるらしいよ! うちの「えいぎずハイ!」が! 紹介されるのヨ! きゃー! きゃー! 浮かれるオレ、かっこ悪い〜♪ うひょー!

 つーわけで、そんなかっこ悪いヤツが「かっこいい」映像を作るにはみんなの感想が必要なわけです……はいはい、『えいぎずハイ!』の感想メッセージを紹介します。


このDVDを見てない人はかなり人生を損しているので見るべし!

[まつけんより]

 オレ……? オレも見ないとダメだな! うん! 見るべし! 見ます!


『鼻の穴からケツの穴まで奇跡で満たされる作品』
 コレが俺らの好きなことなんだ! 俺らが見せたいものなんだ! 俺らが観たい映像を作ったんだ! というのがダイレクトに伝わってきます、嘘はない。

この世界に漂う楽しさは何? スゴイ!

なにゆえに自分達は自分らしいのかがちゃんと描かれている。

小さな僕らがおこした最初のファンタジー、驚くべきことにファンタジーはまだまだ序盤だ! FF並に続くぜ!

[zebraより]

 さあ続くぜ!

  アイデンティティを壊す作業っていうのはなかなか難しいもので……理屈では分かっていてもいざ実践しようとしてもだいたい空回りしちゃう。いわゆる自己イメージを壊す作業っていうヤツね。

 「えいぎずハイ!」みたいな「奇跡の映像」を作るには、自己を束縛し、「新しいもの」への可能性を奪っている「他人からの評価」みたいな相対的な意識を壊す作業が必要だった。そんなファンタジーみたいなことができたのは、zebraみたいなすばらしい協力者がいたから。

 自分の頭とからだを使って「おもしろ単語」を考えているzebraは、自分の表現したものが最高におもしろいと信じていた。他人からの評価や比較とは無関係に光り輝いていた。「昔のままでいいや」っていう甘い気持ちに流されずに活動できたのは、そんな「表現者」が身近にいたからです。

 この作品を通じてできた友情は一生ものだと思う。本当にありがとう。これからもよろしく。


【愛】ですね。
映像とギャグに懸ける情熱が画面を通してもビンビン感じられました。
クオリティもますます上がって、とても同人作品とは思えませんでした。

[ピスタチオより]

 ばっちり同人作品です。


 最初、ぼけーっとしてみてたら、「ああ、普通におもろいなあ」と思った。
その後すぐに、これが同人作品だったことを思い出し、空恐ろしくなった。
大爆笑で興奮冷めやらぬ中、1回目の視聴を終え、2回目を視聴してもまだまだ面白い。いったいこれは何なんだ!

 たぶん、最初に「ああ、普通におもろいなあ」と思った、その感想があながち間違いではないのだろう。つまり、一般のテレビ番組を見ているのに近い安定感がある。編集しかり、アングルしかり、音声しかり、タイミングしかりである。
 そういった基盤がしっかりしている上に、笑いを構築するのである。視聴者が、笑いに集中できるのだ。

 ここに、映像技術部のすごさがある。映像に対して大まじめに取り組んだ上で、勢いのあるネタを繰り出していく。だからわからないネタでもしらけることなく、笑ってしまえる。

「すげえ、すげえよ」とメールを寄越してきた友人と、小一時間ほどこの作品の話で盛り上がった。そんな、人に見せたくなる作品。そして、誰かと一緒に見た時に、爆笑に包まれつつも、笑いのツボを探り合うような空気がたまらない!

[ゆかりんより]

 苦しみを前向きにくぐり抜け、いまの自分の枠組みを解体し、未知の世界へ自分を開いていこうとする欲望……

 「できなかったことを できるようになりたい」

 自分自身を変容させることで未知の世界を体験しようとする欲望……

 「私が私であるための中心軸──自分はこういう人間だ」

 自分の内側から、古い殻を打ち破ることができて、まったく予期しなかった新しい自己へと変容できたときのよろこびって……ほら、なんだっけ、こういうの、なんて言うんだっけ……

 ああ、“うれしい”んだ……! もう、うれしいなぁ。生きててよかったー。ふふふ。すがすがしいー。人生って楽しい! たまんない! 最高の感想をありがとう!


小暮役の彼、すごく似ていますけど・・・もしかして、小暮に似ている人をわざわざ捜したのですか!?w

[ゆうさんより]

 そうです。


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